映画『スパイダーマン/ホームカミング』のあらすじ

あらすじ

「シビルウォー」でトニー＝アイアンマンにスカウトされ、スパイダーマンスーツを与えられた青年ピーター・パーカー。彼は放射線を浴びたクモに噛まれたことから、驚異的な身体能力を得た「クモ男」だった。

しかしその後、トニーからの連絡は一切ナシ…。ピーターは人助けに奔走し、ハッピーに報告する（当然返事はナシ）という日々を送っていた。そしてとうとう、友人のネッドにスパイダーマンであることがばれてしまう。

高校でのホームカミングパーティーが近付く中、ピーターはスパイダーマンの話がきっかけで、気になる女の子・リズのパーティーにお呼ばれすることに。しかしそんな穏やかな日常の裏で、チタウリの武器密売が進んでいた。

ピーターは阻止しようとするが…。これは一人の青年が、「ヒーロー」になるまでのお話。

主要キャスト

• ピーター・パーカー（スパイダーマン）/トム・ホランド
• リズ・トゥームス/ローラ・ハリアー
• ハッピー・ホーガン/ジョン・ファヴロー
• ネッド・リーズ /ジェイコブ・バタロン
• メイ・パーカー/マリサ・トメイ
• トニー・スターク（アイアンマン）/ロバート・ダウニー・Jr

映画『スパイダーマン/ホームカミング』の見所

過去作とは一味違う！新しいピーター・パーカー

本作の公開より以前に2度にわたって実写化されたスパイダーマン。しかし今作のピーター＝スパイダーマンは、また違ったキャラ付けがされています。

今作のピーターは高校生で、スパイダーマンとして活動する理由が「トニーに認められたいから」。ほとんど成り行きでヒーローとなったためか、自覚も薄いお調子者です。実際、シビルウォーの最中でもYouTuberのように動画を撮っています。

ヒーローとしてはまるで未熟なピーターですが、今作で起こる事件を機に、大きく成長を遂げることになります。そんなピーターの活躍にも注目です。

残る爪痕…。「アベンジャーズ」の影響

今作の舞台はニューヨーク。あの「アベンジャーズ」での戦いが起こった地でもあります。実は戦いの後にも、大量のチタウリの武器や兵器が残されていました。

その武器を密売し、利用して犯罪を起こそうとする組織が今回のヴィランです。

そして強力な武器を求めるあまり、彼らはトニー・スタークの持つ数々の発明品にも目を付けることに…。

教え、導く。先生役はトニー・スターク！

事件に首を突っ込もうとするピーターと、それを咎めるトニー＝アイアンマン。二人はまるで先生と生徒、あるいは父と子のような関係になっていきます。

例えば中盤トニーは、スーツが無ければヒーローになれないとごねるピーターに対し、「スーツなしじゃ駄目なら、スーツを着る資格はない」と説きました。「アイアンマン3」でアイアンマン・スーツ依存症になった彼だからこそ言えることですね。

トニーの言葉は、どれも自分の過ちから生まれたものばかり。過去作を見ている人なら、痺れること間違いなしです。

映画『スパイダーマン/ホームカミング』の口コミ・評判

『スパイダーマン:ホームカミング』再鑑賞

MCUに本格参戦を果たした新シリーズの第一弾。未熟な少年がヒーローの在り方を模索していく成長物語。

ヒーロー活動の理想と現実の狭間で揺れ動くピーター。そして善悪では割り切ることのできない物事に直面した彼は、初めて自分の使命を自覚し立ち上がる。 pic.twitter.com/GNOMj167eA

— なまたまご (@Ace_r_kaede) March 8, 2019

「スタークさん分かってない、スーツ無しじゃ僕は何もできない！」
「スーツ無しじゃ駄目なら、スーツを着る資格はない。…あぁ、親父みたい」
「…着替えも持ってないし」
「…それは何とかしよう」

“NYで無事生還”

(スパイダーマン:ホームカミング) pic.twitter.com/eZCqSwEqrC

— 洋画台詞＆シーンbot (@yougaserifu_bot) November 11, 2018

スパイダーマン ホームカミングを観ました。
単純なピーターの青春映画と思いきや、現代社会のやるせなさ、辛さも描いている本作。
MCUでは珍しくヴィランの置かれた立場が非常にリアルです。大企業に搾取された中小企業のトゥームス達はこの荒廃した現代社会を鏡のように写しているようでした。 pic.twitter.com/khRMqiEgG9

— SHOW (@MARVEL_NETWORKS) June 10, 2018